「レンタルサーバーのドメイン無料特典の種類と注意点を解説!気をつけるべきポイントとは?

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レンタルサーバーによっては、ドメイン無料特典がついている場合があります。ただ、会社によって、内容がすこしずつ違っています。

ここでは、どういう種類があって、どういうところを見ないといけないのか、また、ドメイン無料特典があると何がいいのか、どういうデメリットがあるのかを説明していきます。

ドメイン無料特典の種類

レンタルサーバーの契約にある「ドメイン無料特典」には、以下のようなケースがありえます。

レンタルサーバーのサブドメインが無料でもらえるパターン

まず、「レンタルサーバーのサブドメインが無料でもらえる」というパターン。

例えば、エックスサーバーの場合、「xxxx.xsrv.jp」というように、「xsrv.jp」のサブドメインが与えられます(「xxxx」の部分は、サーバーIDです)。

サイトを公開するには、サイトの場所を表すドメインが必要ですが、このようなサブドメインがもらえると、サーバーの契約をしたらすぐにサイトを公開できるようになります。

ただし注意点として、このサブドメインを使ってサイトを公開した場合、レンタルサーバーを解約するときに大きな問題が生じます。上の場合、エックスサーバーを解約すれば、取得した「xxxx.xsrv.jp」は使えなくなります。

つまり、レンタルサーバーを解約したら、サイトのURLを変えないといけなくなる、ということです。しかも、前のURLから新しいURLに転送する、といった設定も、基本的にはできません。なぜなら、そういった設定は、転送前のドメインに対して行うものだからです。転送前のドメインへの権利がなくなれば、どうすることもできません。

なので、個人的には、このレンタルサーバーのサブドメインは、もらっても使ってはいけないと思います。少なくとも、一時的なサイト公開で使うというような、サブ的な使い方にしか向いていません。

独自ドメインがもらえるが期間は1年

先ほどのケースでは、レンタルサーバーが用意したドメインのサブドメインがもらえるというケースでしたが、独自ドメインがもらえるレンタルサーバーもあります。

通常、独自ドメインは1年ごとに契約します。そのため、はじめの1年間だけ無料になるケースがあります。また、無料でなくても、1円というケースもあります。

この場合も、契約してすぐに追加料金なしですぐにサイトを公開できるというメリットがあります。

ただし、1年たてば、毎年ドメインの更新手続きが必要です。手続きと言ってもめんどくさいものではなくて、たんにお金を払うだけでおしまいです。

とはいえ、毎年費用が発生するものなので、更新のときの料金をちゃんと確認する必要があります。

レンタルサーバーを解約した場合でも、ドメインを手放さないようにできます。別のドメイン管理会社に移管をし、そこで更新料を毎年払えば、ずっと自分のものにできます。自分のサイトに自分のドメインを使うことができます。

独自ドメインが永久無料でもらえるケース

レンタルサーバーの中には、独自ドメインを永久無料でもらえるものもあります。初年度だけでなく、ずっと無料なのはうれしいですね。

もちろん、永久無料にするのは、レンタルサーバーをずっと使い続けてほしい、と会社側が考えているからですね。

この場合も、もしレンタルサーバーを解約すなら、移管作業を行うことで、引き続き独自ドメインを使うことができます。

ただ、「今まで無料だったものが、毎年少し出費しないといけなくなる」と考えると、解約するのはやめようかなと考えてしまいそうですね。これがレンタルサーバー側の狙い、なわけですけど。